「伝えたい」を伝わる形に。 株式会社高速オフセット

高速オフセットのキャラクター・レオンくんを探して【後編】~実は、たくさんのキャラクター制作をしていた!?~

2022.08.19

前回のコラムでは、レオンくんが社内報で見つかったところまでをご紹介しました。

さて、当時のレオンくんの名付け親から

  • ・当社の印刷技術「2in1」の宣伝紙に使われていた
  • ・キャラクターを制作した方と人格を構成した方が梅田本社の企画編集センターにいる

ことを聞き、さっそく2in1の宣伝紙について調べてみることにしました。

そもそも、2in1とは?

まず「2in1」という聞きなれない単語が出たので、営業にその技術について話を聞いてみました。

2in1とは、2つの機械を連結させて、よりスピーディーに印刷や印刷加工をすることです。

ちなみに、当社の輪転機(チラシや業界紙、リビング新聞などを印刷する印刷機)では2in1,3in1,4in1まで対応することができますよ。4in1まで対応できるのは、関西では現在、2社しかないんです。

機械同士を連結させることで、短納期やコストカットが可能だそうです!

では、その2in1の宣伝紙には何が描かれていたのでしょうか?
紙面の構成などを考えた方に話を聞いてみました。

日々変化するお客様の様々なニーズに、柔軟に対応できるように

レオン君は、カメレオンがベースです。「日々変化していくお客様の要望に対応できる」を合言葉に生まれました。

2in1の宣伝紙には、高速オフセットの様々なアイデアが掲載してあったかと思います。
確か、宮澤賢治 の「雨ニモマケズ」を切り口に、レオン君が様々な姿に変化していたような…

レオン君

イラストで描くと、こんな感じです。ページをめくるごとに、商材の紹介と、レオン君が変化する様子を描いていたと思います。実物がないのが残念ですが…。

なるほど、パラパラと「めくる」ことでストーリーがある宣伝紙だったんですね。

めくる」というのは、紙ならではの技法。
次はどんなイラストなんだろう」と、めくっていくワクワク感が、その16ページの中に散りばめられていたのかもしれませんね。

レオンくんは、実は3案あった!?

最後に、レオンくんのキャラクターをデザインした方に話を聞きました。
すると…宣伝紙の実物はありませんでしたが、当時のデザインデータをもらうことができました!


シーンによって変化していくレオンくん。とっても可愛いですね。

もらったデータを確認していると…

なんと、当初キャラクター案は3つあったのだとか。

レオン君とはまた全然違ったテイストでおもしろいですね。

さらに、レオンくんのラフ画も発掘!

ラフの状態からこうしてキャラクターの形になっていくなんて、イラストレーターさんはとってもすごいなぁと感動しました。

実は、高速オフセットは他にも様々なキャラクターを制作していた!

ふと疑問に思い、高速オフセットで他にどんなイラスト制作をしているか聞いてみました。

ここですべてを掲載することができないのですが、実は地方自治体のキャラクターなんかも担当しているそうです!

キャラクターの中にはオリジナルで考えるものもあれば、地方自治体の職員の方が手描きなどで描いたラフ案をもとに再構成する仕事なども担当しているそう。

そして、LINEスタンプを販売しているキャラクターもいます!

★Osaka Bob Family


https://store.line.me/stickershop/product/1014194/ja

★きよっちゃん

静止画きよっちゃん

https://line.me/S/sticker/11123072

動くタイプ

https://line.me/S/sticker/13155033

★餃子くん


https://line.me/S/sticker/12054254

きちんとキャラクター名がついているもののほか、名前がない「挿絵」のキャラクターも入れると、本当にたくさんのキャラクターを作っているそうです。

「伝えたい」を伝わる形にするために。

主力の印刷だけではなく、企画、デザイン、そしてキャラクターづくりまで。

クライアント様の「伝えたい」に応え、時代に応じて見る人にとって「伝わりやすい形」にするのが、高速オフセットが果たすべきミッションです。

デザインと一緒に、キャラクターの案も欲しい
職員が描いたイメージをもとに、キャラクターにしてほしい

といったご相談も、まずは一度にご依頼ください!

印刷物のご相談はもちろんですが、「制作だけ」のご依頼もぜひ、お気軽に。

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