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風邪で内科に行った時の話。~病院ホームページ制作のデザインやSEOについて考える~

2018.06.04

病院ホームページ制作のSEO

だんだんと暑くなってきましたが、まだまだ朝晩は冷え込む日も続きますね。
私事ですが、つい先日、風邪をひいてしまいました。

高熱が出てしまい、「これは病院に行かなければ」と思ったのですが、

大阪に引っ越してきたばかりでかかりつけ医がなく、どの病院に行けばいいか迷ってしまい…
スマホで検索するとたくさんの病院が出てきましたが、「ここがよさそう!」と「イマイチな印象」の病院に分かれてしまいました。

そこで、今回のコラムでは、「私がどのようにして行く病院を決めたのか」をもとに、病院ホームページ制作のポイントやSEOについて考えてみました!

1.ポータルサイトは病院を比較するのに便利! 検索されるために登録はマスト

自分の症状をふまえ、「内科に行こう」と判断した私は、まずはGoogle検索で「●●駅 内科」と検索しました。

検索結果では、上位に病院なびお医者さんガイドといった多数の「病院のポータルサイト」(いろいろな情報を幅広く提供できるサイト)が表示されました。

ジャンルを絞って検索できるサイトはたくさんの病院を比較するのにとっても便利。
私も、病院なびを使って休診日や診察時間、アクセスなどを比較しました。

検索サイトの中には、病院名だけ書かれて診療時間やアクセス等がきちんと掲載されていないものもありました。

検索サイト

「閉業していないか」「休みだったらどうしよう」など、行く前から不安になってしまうので、情報は詳しく掲載した方がよさそうです。
また、きれいなイメージ写真が載っていると病院の雰囲気がわかり、安心感UPにつながりました。

★POINT

  • 病院サイトはなるべく「ポータルサイト」に登録
  • 情報は詳しく記載。写真を載せるとより効果UP

2.検索サイトの次に見たのは「それぞれの内科の公式サイト」

病院検索サイトからいくつかの候補を決めた私は、そこから個々のホームページを見ることにしました。

ホームページがない内科は、「初めてでも行って大丈夫なのか」が分からず、この時点で候補から外しました。

検索サイトの次に見たのは「それぞれの内科の公式サイト」

どんな診療を実際に行っているのか、病院の雰囲気はどうか、受付時間は何時からなのかなど、実際にホームページを訪れることで次第に理解が深まります。

ホームページは、そのお店やサービスを「公式に」発表する場所であり、きちんとネット上に書かれていることで信頼感が増します。
簡単なページでも1つ持っておくだけで、その効果は変わるかと思います。

★POINT

  • ホームページが存在することで与えられる安心感がある

3.スマホ対応していると「最先端」のイメージに

ホームページを持っている内科をいくつか見たところ、「スマホ対応しているところ」と「そうでない病院」に分かれました。

風邪など体力のない時、寝込んでしまっているときはわざわざパソコンを付ける体力もありません。
また、実際に病院に向かう時は、スマホで場所を調べたりマップを開くこともあるかと思います。

スマホ対応していると「最先端」のイメージに

病院のホームページはまだまだスマホ対応されていないところも多いですが、その中でスマホ対応されているホームページにたどり着くと、「ここの病院は新しくてきれいかも!」という印象を受けました。

★POINT

  • 利用者の状況を考え、スマホ対応も念頭に

4.SEO対策をすることでホームページへの流入UP

「●●駅 内科」で調べた際、検索の上位に病院の公式ホームページがヒットした内科もありました。
検索で上位に表示されればホームページへの流入数が格段に上がります。
ホームページを作る際は、ぜひSEO対策にも注目してみてください。

私は「駅名 病院のジャンル(内科)」で検索しましたが、例えば「風邪 病院 大阪」や「内科 夜診療」など、検索されやすいキーワードは常に変わります。
例えば、冬の時期であれば「インフルエンザ予防 大阪」、春は「花粉症」など。
SEO対策時に設定するキーワードも、時期やトレンドによって常に見直すのがベストです。

★POINT

  • ホームページはSEO対策のことも考えよう

※「SEOって何?」という方は、こちらのコラムをご覧ください!

5.内科のありがちデザインや配色には意味がある?

ホームページのデザインは病院ごとに変わりますが、内科のサイトだと余白をうまく使ったり、きれいなフォント、さわやかな配色のサイトが多く見られます。

色でいえば、「青」や「白」をベースにしたホームページが多くありました。
青色のサイトからは誠実さや清潔感が伝わり、ちょっぴり安心感が増します。

また、パソコンで見ると、上にヘッダーと呼ばれるメニューエリアが表示されるサイトが多くあります。
一件ありがちなデザインかと思われるかもしれませんが、ありがちだからこそだれもが使いやすく、知りたい情報をすぐ知ることができます。

ありがちだからこそ使いやすい

ターゲットにしている年代が広ければ広いほど、この「ありがちデザイン」をおすすめします。

★POINT

  • 配色やデザインをターゲットに合わせて考える

実際に選んだ内科へ行ってみました

いろいろ検索した結果、一番惹かれたのは「スマホ対応していて、青色ベースのホームページの内科」でした。
決め手は清潔感のある院内写真と、「風邪や腹痛など小さな痛みでもお気軽に」というような、初めてでも気軽に行けそうな文章があった点です。
「最近できた、きれいな大きい内科」という印象をもちました。

実際に行ったところ、築年数や雰囲気、病院規模などは最初に受けた印象とはかなり違い、「昔からある地元の町医者」というところでした(笑)。
ですが、院長の方も看護師さんもとてもやさしく、気持ちのいい診察を受けることができました!
診察内容もホームページも、患者さんのことをよく考えられているのだなと思います。

実際に選んだ内科へ行ってきました

選ばなかったけどこの内科もよかった!

アクセスの関係で選ばなかったのですが、もう一つ候補にあがった病院があります。
ネット上で診療時間がすぐ予約でき、診察時間前になるとメール通知がくるシステムを導入されていました。

単なる風邪でもこの診療予約システムが使えるんです!
高熱があってしんどい時でも、診療時間が予約できると待ち時間も少なくなり、とても便利だと思いました。

弊社でも病院の予約システムを開発したことがありますが、今後、こういったニーズはどんどん増えてくるかと思います。

大阪にはたくさんのホームページ制作会社があります!

ホームページ制作会社によって、文章やデザイン、プログラム、SEO対策など得意なことが変わります。
求めているサービスによって、ぜひ、じっくり制作会社を検討してみてください♪

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