「伝えたい」を伝わる形に。 株式会社高速オフセット

観光案内所に設置されたBobスタンプが大好評!Web・印刷の両面で大阪の観光を盛り上げていきます

2025.06.16

大阪観光局が運営している3カ所の観光案内所(新大阪・大阪・難波)にて、キャラスタンプが人気を博しています。

手掛けたのは当社のオウンドメディア「MAIDO。」を運営するBob Family WORKS。今回はスタンプを制作したきっかけや反響、そして観光系のオウンドメディアを運営する理由などについてお話します。

大阪の観光案内所3カ所に大阪Bobのスタンプが登場

大阪観光局の公式キャラクターである大阪Bobは、大阪観光局様の依頼で当社のデザイナーがつくったキャラクター。外国人留学生であるBob君や、彼が日本で知り合った仲間たちたちが大阪の観光を盛り上げる!という設定です。

osaka bob

そんなBob君をあしらったスタンプが登場したのは2024年。きっかけは大阪観光局様から「新大阪・梅田・難波の観光案内所にスタンプを設置したい。大阪らしさを表現したBob仕様のデザインで制作してもらえませんか?」とのご依頼でした。

もちろんお断りする理由なんてどこにもありません。2つ返事で「任せてください!」と了承。
直径5cmの枠内に、梅田スカイビルや新幹線、グリコ看板など各エリアの特徴を表現したデザインを制作しました。

観光案内所に設置されたBobスタンプが大好評!Web・印刷の両面で大阪の観光を盛り上げていきます

納品後はMAIDO。のサイトやSNSでも紹介!

MAIDO
SNS

MAIDO。のサイトでは、日本語・英語・韓国語・簡体字でも掲載。最もPV数が多かったのは英語でした。サイト解析をすると「osaka stamp rally」「umeda sky building stamp」と検索したユーザーからの閲覧が多い結果に。特に「osaka stamp rally」を検索したユーザーの30%がサイトを見てくれています。
御朱印めぐりも人気と聞きますし、英語圏の人たちはスタンプが好きなのかもしれませんね。

スタンプ設置後の反響が、想像以上にすごかった

スタンプ設置後、大阪観光局の担当者様からお礼のメールが届きました。

嬉しいことにスタンプが観光案内所で大好評です。
特に欧米の人が多く、瞬間的に待ち列ができることも。
あらためてスタンプ人気を感じました

観光案内所のスタッフもお客様が喜ぶ様子を見ると、忙しい中でも和めるそうです。

クオリティーの高いものを制作できた喜びもありますが、取引先やエンドユーザーに貢献できたのが何よりもうれしいです。

全国各地のスタンプを収集している人が、SNSで「もっといろんなところ設置して欲しい」と投稿してくれた例もありました!
ありがたや~!

また、設置から半年ほどしたある日のこと。読売テレビのTENという番組で、大阪観光案内所が紹介されており、その中で外国人観光客にスタンプが大人気と紹介されていました!
楽しそうにスタンプを押す観光客の様子が流れ、無意識にニンマリとしている自分がいました💦

メディアの運営はビジネスチャンスにつながる

さて、MAIDO。を運営していると「観光メディアを運営する理由は?」や「メディアだけじゃなく印刷物なども頼めるのですか?」といった質問をよく投げかけられます。
この場を借りてお答えすると、観光メディアを運営する理由について、私は「ビジネスチャンスを創出し、仕事を得るため」と考えています。

皆さんは「日本の国内総生産(GDP)が中国に抜かれた」「今後も下がり続けるかもしれない」なんて話を聞いたことはありませんか?

確かにGDPは経済力を示す1つの目安ですが、人口が多い国が圧倒的に有利な指標でもあります。なぜなら1人100円を稼ぐ人が100人しかいない国と1万人いる国では、総数が全然違ってくるからです。つまり、少子高齢・人口減少が叫ばれている日本が、GDPを上げるのは至難の業と言えます。

じゃあ、日本は何で稼ぐのか。
その答えの一つが観光です。

観光は外貨を獲得する有効な方法であり、日本には実現できるコンテンツとして、古くから守り続けてきた自然や建造物、美術品、和食といった世界の人たちを引き付ける文化があります。それらをPRして旅行者を増やす。GDPの減少分は、日本や大阪を存分に楽しんでもらった対価(=外貨)で補填すれば良いのです。

そして、大阪にも道頓堀や通天閣、USJや大阪城のほか、たこ焼き、串カツなど“ならでは”の観光コンテンツが揃っています。大阪が観光都市へと成長していく過程において、当社にもビジネスチャンスが訪れるはずです。
例えば、旅行客に商品やサービスを伝えたい、売りたいと考える事業者は、すべて当社のお客様になり得ます。だから私たちはBob Family WORKは観光系のオウンドメディア・MAIDO。を運営しているのです

ちなみに、オウンドメディアは集客やブランディング効果が期待できますが、直接的な売上や収益には結びつきにくいメディアです。遠回りなマーケティングだと言う人もいるでしょう。
しかし、オウンドメディアに掲載したコンテンツはストックされていきます。紹介した情報の価値が失われない限り、そのメディアは企業の集約チャネルとして機能し続けます。
これは持論ですが、世の中に誇れる事業領域や技術を持つ会社は、絶対にオウンドメディアを運営すべきだと思います。

Webは手段の1つ。Bob Family WORKSは観光を総合的にサポートします

もう一つの質問「メディアだけじゃなく印刷物なども頼めるのですか?」については、「もちろんです。大阪を盛り上げている手段としてMAIDO。を運営していますが、Webだけにこだわっているわけではありません」とお答えしています。

実際、過去には大阪観光局と外国人向けのフォトブックなどを制作しましたし、2024年のツーリズムエキスポでは大阪に興味を持ってもらうツール「大阪弁カード」も作成しました。今回のスタンプもその活動の一環だと考えています。

外国人向けのフォトブック
ご当地キャラカード

むしろ、お客様のご要望に応えるには、Webと印刷物(オンラインとオフライン)の組み合わせが最適解というケースの方が多いかもしれません。このようにBob Family WORKSはこれからも観光にまつわる総合的なサポートに取り組んでいきます。

最後に、当社には、多数のクリエイターが在籍しており、ユニークな印刷物を実現させる印刷設備が揃っています。印刷だけできる会社、Webに特化した会社は世の中に数多ありますが、その両方を持つ高速オフセットは、自社ながらちょっと面白い会社だと思っています…………なんて偉そうに書き連ねましたが、実際にBob Family WORKが運営できているのは、こうした社内の設備や仲間の協力あってこそなんですよね💦。はい、この場を借りて感謝申し上げます。

スタンプの話から逸脱しましたが、ここまで読んでくださった皆さんは、今すぐスタンプを押しに出かけてください。

3つ揃えることはすばらしきこと!
3つ揃えることは紳士淑女の嗜み!

そして「何かをプロモーションしたい」、「ユニークな印刷物を試したい」という皆様は、当社へご連絡ください。観光系の案件もお待ちしております!

年別アーカイブ