環境推進工場とは、環境負荷低減への対応が一定レベルに達した企業が取得できる認定制度です。認定マークは、環境省の「環境ラベル等データベース」に登録されています。
環境推進工場の認定は、
・インフラ使用量の把握と節電・省エネ推進ができているか
・購入資材の環境配慮がどの程度できているか
・廃棄物の適正管理とリサイクル促進ができているか
・環境マネジメントシステム(EMS)が整っているか
といった点を元に、50項目の取り組みのうち70%以上かつ必須項目が達成されているかどうかが審査されます。
高速オフセットではこの度、堺工場・商業印刷センターと首都圏工場が2026年2月1日付で「環境推進工場」に登録されました。
工場では具体的にどのような取り組みを行っているのでしょうか?
工場で実施している環境推進の取り組みをいくつかピックアップしてご紹介いたします。
目次
- 電力使用量の把握とインフラ設備による省エネ推進
- - 太陽光発電設備の導入
- - デマンド監視装置で電力を見える化
- - LED照明の導入や、昼休み・不在時の消灯を実施
- 購入資材の環境配慮
- - グリーン購入適合商品や古紙リサイクル適正A・Bランクの用紙・インキ・加工素材の使用
- - 再生紙(古紙70%以上)を購入、普及に注力
- - 森林認証紙を使用
- - NL規格適合品のインキやノンVOCインキ(枚葉印刷)を使用
- 廃棄物の適正管理とリサイクル促進
- - 廃棄物やリサイクル量を集計
- - 回収かごの飛散防止を実施
- 環境マネジメントシステム
- - 環境方針を作成し、掲示
- - 印刷サービスにおける環境配慮推進
- - 緊急事態における対応と予防
- 高速オフセットは大阪府の「脱炭素経営宣言事業者」に認定されています
電力使用量の把握とインフラ設備による省エネ推進
太陽光発電設備の導入
高速オフセットでは、印刷工場において2013年より太陽光発電設備を導入しています。
また、トタン屋根には断熱塗料を塗装することで、室温維持・冷暖房効率向上に努めています。
デマンド監視装置で電力を見える化
工場の需要電力をリアルタイムで監視し、電力の見える化に努めています。
デマンド超過予測となれば、自動的に設定機器の電源をOFF にして電力を抑制します。
LED照明の導入や、昼休み・不在時の消灯を実施
工場や工場の事務所では、LED照明を導入しています。
また、昼休みや不在時、機械を稼働しない際は消灯を実施し、節電対策を行っています。
購入資材の環境配慮
グリーン購入適合商品や古紙リサイクル適正A・Bランクの用紙・インキ・加工素材の使用
自治体の印刷物の仕様書としてよく挙げられるのが「グリーン購入」「古紙リサイクルランク」です。
高速オフセットでは自治体の広報誌印刷を多く取り扱っており、グリーン購入や古紙リサイクルランク適合用紙の印刷物製造を定期的に行っています。
再生紙(古紙70%以上)を購入、普及に注力
自治体案件での再生紙活用はもちろん、近年では新聞用紙を活用した「新聞風印刷サービス」を提供。様々な業界での古紙活用を推進しています。
また、小ロットの印刷を希望されるお客様へは、古紙100%の用紙「おきあがみ」を利用可能。あらゆるロット数で古紙の印刷ができる体制を整えています。
NL規格適合品のインキやノンVOCインキ(枚葉印刷)を使用
お客様のご要望や印刷物の使用に応じて、環境負荷低減を意識したインキを使用して印刷物を製造しています。
廃棄物の適正管理とリサイクル促進
廃棄物やリサイクル量を集計
廃棄物は各職場において分別表を作成し、分別活動を行っています。また、廃棄物・リサイクル量の処理量を集計し、見える化に努めています。
回収かごの飛散防止を実施
ヤレ紙の飛散を防ぐため、回収かごにカバーをかぶせて、管理をしています。
環境マネジメントシステム
環境方針を作成し、掲示
高速オフセットでは2007年にISO14001の認証を取得し、2017年からは自主運営に切り替えています。
自社で環境方針を定め、各職場に掲示することで、従業員に環境負荷低減を意識づけています。
また、各職場で環境推進委員を選出し、定期的に環境推進委員会を実施することでPDCAのサイクルを回しています。
2025年度の環境目標実施計画書では、堺工場において
・省エネ
・省資源
・一般廃棄物削減
・リサイクル
の項目で昨対比-1%の目標を掲げ、活動に取り組んでいました。
印刷サービスにおける環境配慮推進
高速オフセットでは、印刷サービスにおける環境推進の手順書を定めています。
企画・提案・制作・営業業務において、用紙やインキ、加工、製本等のフローで環境対応製品の推進を行っています。
また、環境印刷のラベル・マークの提案を実施しています。
緊急事態における対応と予防
高速オフセットでは、工場において緊急事態における対応と予防策を取り決めています。
例えば火災であれば、消防点検や年1回の訓練、電気配線の点検等を実施し、リスク回避に努めています。
高速オフセットは大阪府の「脱炭素経営宣言事業者」に認定されています
環境推進工場の認定制度では、今回ご紹介した内容以外にも審査項目があります。
高速オフセットではそのほとんどの基準をクリアしていますので、環境対応の印刷物のご相談はぜひ、お気軽にお問い合わせください。
また、当社では2050年カーボンニュートラルの達成を目指し、2023年12月に大阪府の「脱炭素経営宣言事業者」に認定されました。
担当者を選任し、社内勉強会等を通して従業員教育を行うほか、徹底した省エネに取り組んでいます。
当社では今後も脱炭素経営に向けて、社内における取り組みを強化してまいります。
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