【古紙100%での印刷事例】すべてのこどもが希望を持てる社会へ。ネッスー株式会社様発行の「インパクトレポート2025」

このたび、ネッスー株式会社様が発行された「インパクトレポート2025」の印刷をお手伝いさせていただきました。

ネッスー株式会社様では、「こどもの機会格差（※）の解消」をビジョンとして掲げ、フードバンクやネットスーパー事業等を展開されています。

※機会格差とは…もっている資本のちがいにより、 こどもたち一人ひとりの 「望む人生を選び取る機会」に差があること（ネッスー株式会社様「インパクトレポート2025」P06より引用）

創業3周年を迎え、これまでの活動内容を紹介するとともに、社会課題に対してどのようなアプローチができたかを全40ページにわたってまとめられています。

ネッスー株式会社様の3つの事業

インパクトレポートでは、こどもを取り巻く社会課題や構造、ネッスー株式会社様が実現したいことを図説を用いて分かりやすく解説されています。

▲こどもを取り巻く資本と機会

▲ネッスー株式会社様が実現したいこと（セオリーオブチェンジ）

「こどもの機会格差のない社会」を目指し、「サーキュラーエコノミー」「地方創生こども支援」「保育園ネットスーパー」の3つの観点で事業を展開されています。

インパクトレポートの事業紹介ページでは、取り組みの概要だけではなく、課題や目指していること、「社会的インパクト数値」も掲載されていました。

▲「インパクトレポート2025」P18-19

数値で表すことで、1つ1つのプロジェクトが社会課題解決に繋がっているということが一目で分かります。

社会課題に真摯に向き合い、継続的に取り組まれてこられたからこその成果。ネッスー株式会社様の取り組みが広がり、社会にポジティブな変化が生まれていくことを期待したいです！

古紙100%の用紙で印刷

このインパクトレポートは、ネッスー株式会社様のサーキュラーエコノミー事業で回収・再生された資源を活用した、古紙100%の用紙を使用しています。

アップで見ると、つぶつぶとした古紙の名残が見えるんです！

インパクトレポートの印刷現場においても、実は工夫が。
この印刷で出たヤレ紙（印刷物の製造工程で発生する製品にならない用紙）は専用のかごに集めて回収し、製紙工場へ。段ボールや紙となって、再活用されるんです！

リサイクル資源活用のプロジェクトによって、1,848tの古紙循環活用、1,158tのCO2削減に繋がったとのこと。
※インパクトレポート2025　P19より抜粋。CO2削減量は業界平均値との比較

循環型社会の形成に向けたとても素敵な取り組みに携わることができ、改めてリサイクル資源の活用に大きな意義を感じました。

★インパクトレポート2025はWEBでもご覧いただけます。
https://nessu.co.jp/news/875/

ふるさと納税でこどもに食や体験の機会を届ける「こどもふるさと便」

ネッスー株式会社様では、2025年10月に「こどもふるさと便」の専用ポータルサイトを公開されました。ふるさと納税を活用し、返礼品も変わらず受け取れて、こどもたちに地域の特産品や体験を「応援品」として届けられる仕組みです。

申し込みも簡単で、
・届けたい“応援品”から寄付する自治体を選ぶ
・応援品の届け先を“地域”または“こども支援団体”から選ぶ
・返礼品を選ぶ（いつものふるさと納税と同じで返礼品も受け取れます）
の3ステップ。

全国のこども食堂やひとり親家庭、難病と向き合うこどもなどへ支援物資をお届けできるので、寄付金の使い道が分かりやすいというのもいいですね！

「こどもたちに何を届けたいか」から選べるのもおもしろいポイントです。

寄付者が選べる返礼品もお米やお肉など魅力的なものが多いので、寄付者にもきちんとメリットがある取り組みです。

気になる方はぜひ、サイトをチェックしてみてください。

●こどもふるさと便
https://kodomo-furusato.com/

ネッスー株式会社様、この度は当社に印刷をご発注いただきありがとうございました。

※インパクトレポートで使用した、古紙100％の用紙はネッスー株式会社様のサーキュラーエコノミー事業によって回収・再生し製造されています。高速オフセットは古紙100％用紙をネッスー株式会社様より御支給いただき、印刷しています。
ご利用を希望される場合は応相談となりますので、まずは株式会社高速オフセットのお問合せページよりお問合せください。

●ネッスー株式会社様公式サイト
https://nessu.co.jp/