
オリジナルノートは、販促ノベルティや記念品、販売品など幅広い用途で活用ができるグッズです。
また、サイズや用紙、製本方法、デザインによって、使い勝手や印象も大きく変わってきます。
総合印刷会社の高速オフセットでは、様々な「サイズ×製本×用紙×加工」を組み合わせたノートを作成することができます。そこで今回は、オリジナルノート作成を検討している方向けに、仕様の選び方を事例と共にご紹介します。
目次
オリジナルノート制作で選べる製本方法と特徴
ノートには、基本的に大きく3つの製本方法が挙げられます。
①中綴じ

1つ目はホッチキス止め製本の中綴じです。コストが比較的抑えられるので、ノベルティ用としてもおすすめの製本方法です。
ホッチキスで止めるので、ページ数が多いノートには不向きです。おおよそ約20~40ページ(約10~20枚)のノートにおすすめです。
(※用紙の厚みにより最大ページ数は変動します)
②無線綴じ

次にご紹介するのは、無線綴じ製本。別名「くるみ製本」と呼ばれることもあります。糸や針金を使わずに背を糊で止めて、表紙をくるむ製本方法。
とっても分厚い周年史や記念史にも使われることが多い製本方法なので、50ページ以上とページ数を多くしたいノートにおすすめです。
中綴じよりは製本単価が高くなる傾向があるので、ロットが多い時や、小ロットだけどページ数を多くこだわって作りたい方向けです。
③リング綴じ

3つ目は、リング製本。その名の通り針金リングを使って綴じた製本方法です。
左右に大きく開きやすいのが特徴。

お子様向けのノベルティや、販売用ノートとしてもおすすめです。
リングの太さによってはページ数も多く綴じることができます。リングの色は白色や黒色と選べるので、デザイン性を重視したいという時にも活用いただけます。
環境を意識した素材でノートを作りたいという方には、エコ素材のリングがおすすめ。

こちらは、紙51%(再生紙)、 PP49%の素材のリング。
お子様でも簡単に留めることができるので、ノート作りワークショップでも活用できます。
オリジナルノート制作で人気のサイズ
一般的な学習帳(自由帳)はB5サイズになっていることが多いです。そのため、お子様向けのノートはB5やB6サイズなどのB規格で展開する方が馴染みやすいのではないでしょうか。

一方、A4サイズは学校や職場で広く普及しているコピー用紙と同じ大きさです。そのため、書類をひとまとめにノートに挟んだり、大容量で書き込みたいというシーンでおすすめ。
ただし、サイズが大きいためカバンに入れるとかさばってしまいます。ですので、A4サイズの半分のA5サイズやポストカードサイズで手に持ちやすいA6サイズもおすすめです。

“デザイン重視のおしゃれなノートにしたい”という方には、正方形もおすすめです。

正方形は縦横比が1:1の左右対称にデザインができるので、整ったデザインに感じられます。一般的には見慣れないサイズなので、他とは違ったデザイン性のあるノートにしたい!という方に好まれやすい形状になっています。
ノート本文の主要デザイン3種
ノート本文のデザインは、一般的には3つのタイプに分かれます。
罫線タイプ
最も一般的な罫線タイプ。罫線の太さを変えること、お子様向け、ビジネス向けなど属性に合わせたノートが出来上がります。

罫線には、A罫(7mm幅)、B罫(6㎜幅)、C罫(5㎜幅)、U罫(8㎜幅)、UL罫(10㎜幅)と様々な幅が一般的にあります。
ノートで最も多く使われている幅は、A罫とB罫。図やグラフを書くのに向いているのはC罫。お子様向けにはU罫やUL罫が活用されることが多いですよ。
方眼タイプ
学習帳っぽく仕上げたい時におすすめなのが方眼デザイン。

薄グレーで実線にしたり、上記の写真のような点線デザインも見かけます。
無地タイプ
最後に紹介するのは無地タイプ。自由帳のように絵を描くことにも適しています。印刷する必要がないので、コストを抑えたいという時の選択肢としてもおすすめです。

ノートの表紙におすすめの用紙5選
ここからは、ノートの表紙と本文におすすめの用紙をピックアップしてご紹介します。もちろん、高速オフセットでは今回ご紹介するもの以外にも様々な用紙のご提案が可能です。お気軽にご相談ください!
1. 高級感のある特殊紙「レザック66」
まるでレザーのような凸凹した質感が高級感を感じさせる特殊紙です。

白色はもちろんのこと、黄色やピンク、黄緑色のような豊富なカラーバリエーションも特徴的。厚みも四六判260㎏まであるので、表紙としても十分なしっかりさを出せます。企業ロゴを1色でシンプルに印刷したいという、記念品としてのノートの表紙にもおすすめです。
関連記事:野球ボールの「でこぼこ質感」を特殊な用紙で再現してみた
2. 古紙配合の環境対応板紙「ゆるちっぷシリーズ」

写真の黄緑色の用紙は、大和板紙株式会社様のゆるちっぷシリーズの「くさ」という用紙。
ほんのり淡い緑色の再生紙で、なんと古紙配合率は100%。FSC®認証紙でもあります。

近くで見ると、古紙特有の粒々とした様々な色が混ざっているのが特徴的です。
関連記事:インバウンド向けOEMグッズ「KASANE note」の魅力|用紙×特殊印刷で魅せるアートノート
3. 白さがデザインを映えさせるフェアトレード紙「タンザニアコットンCoC」
環境対応用紙・サステナブル用紙で白い用紙が良いという方には、タンザニアコットンCoCがおすすめ。

オーガニックコットンを使って糸を作る際に、「落ち綿」と呼ばれる通常は廃棄されてしまうこの落ち綿と、適切に管理された森林のパルプを組み合わせて作られたのが、タンザニアコットンCoC。FSC®認証紙かつ、フェアトレード紙になっています。
関連記事:タンザニア現地へタンザニアコットンCoCで作ったノートをお届けいただきました!
★高速オフセットではこのほかにも様々なサステナブル用紙を取り揃えております
4. 価格を抑えたいという方に「サンカード+」
ここまで少し特殊な用紙をご紹介してきましたが、最も手頃で価格を抑えたいという方におすすめの用紙は「サンカード+」です。

最高レベルの白色度に黄味系の色相で、表面は少し光沢感の残るカード紙。印刷の再現度も高く、どんなデザインにも安心して使うことができる用紙です。
厚みも四六判で135㎏~400㎏まで用意があり、とっても万能。用紙ごとに価格を比較検討するときのベースとしても選んでいただけるかと思います。
5. 紙以外の素材を表紙に活用⁉「クリア素材」
最後にご紹介する表紙の素材は「クリア素材」。

透明に透けるので、2枚目の絵柄を重ねることで1つの表紙デザインにすることができます。面白い仕掛けのあるノートにしたい、表面保護力を高めたいという方におすすめです。

高速オフセットでは表紙ごとに見積りの算出が可能です。
用紙銘柄を指定していただくことはもちろん、「和風っぽい用紙がいい」「高級感のある用紙でいくつかパターンを提案してほしい」といった、ざっくりとした雰囲気でお問い合わせいただくことも可能です。お気軽にお問い合わせフォームへご相談ください!
ノート本文におすすめの用紙3選|書き心地で選ぶ
次に、ノートの本文におすすめの用紙を3つピックアップしてご紹介します。
1. 白さと書きやすさを兼ね備えたベーシック用紙「上質紙」

コピー用紙としても馴染みの高い上質紙は最もおすすめ。価格もお手頃でありながら、FSC®認証紙も選ぶことができる万能用紙。
本文の厚みとしては、四六判で70~90㎏がおすすめです。
2. ほんのり生成り色の暖かい用紙「淡クリームキンマリ」

小説の本文の用紙にも使われることが多い用紙。つるっとしためくりやすさが特徴的で、書き心地もなめらか。目に優しい淡い生成り色なので、本文に印刷を行わない無地の状態でもおしゃれに仕上がります。
3. 水に強いノートにしたいなら耐水素材「ユポ紙」

お子様向けやレジャー、スポーツ関連イベントのノベルティや記念品ノートには耐水性のある素材「ユポ紙」がおすすめ。
ちょっぴりヌメッとした触り心地が面白いのも特徴的。
本文だけでなく、表紙も裏表紙も合わせてすべて耐水紙にし、厚みで差をつけてみるのもいかがでしょうか?
関連ページ:【水遊びに、屋外企画に!】耐水紙の印刷アイデア8選
ノートにおすすめの特殊印刷加工3選
1. 高級感が出せる|箔押し
箔押しとは、熱と圧力を用いて、箔を紙に転写する印刷・加工技術です。

人気の箔は「銀色」「金色」ですが、「エメラルドグリーン」や「ブルー」などの箔もあります。表紙に企業ロゴをワンポイントで入れるのがおすすめ。
2. 白インキ印刷|透明紙や色紙に◎


こちらは乳白色のトレーシングペーパーや、水色の色紙、クリア素材に白インクを使ったアイデア。4色カラー印刷に白を加えると、デザインアイデアの幅が広がります。
3. 側面に文字を浮かび上がらせる特殊印刷「エッジプリント」
こちらは、紙の断面(小口)に文字やイラストを印刷する加工方法。ノートや本の断面にデザインを浮かび上がらせることができます。


左右で浮かび上がる文字を変えることができます。
詳しくは、関連記事をご覧ください
【変わったノベルティに】面白い印刷アイデア事例!エッジプリントとは
その他にも、高速オフセットでは様々な特殊加工を組み合わせることができます
印刷プロが厳選!用途別おすすめ仕様5選
ここまで、製本/サイズ/用紙/加工など様々な目線でノートの仕様をご紹介してきました。最後に総まとめとして、印刷プロ目線で用途別のおすすめ仕様をご紹介します!
展示会・イベント配布向けノベルティ
【おすすめ仕様】
サイズ:A5
製本:中綴じ
表紙:サンカード+
本文:上質紙70kg
【おすすめの理由】
大量配布しやすく、コストも抑えやすい仕様。営業資料と一緒に渡しやすいサイズ感も魅力です。
周年記念品向け
【おすすめ仕様】
サイズ:A5または正方形
製本:リング綴じまたは無線綴じ
表紙:レザック66
本文:淡クリームキンマリ
加工:箔押し
【おすすめの理由】
記念品は「残しておきたい形状」にすることが重要です。高級感を重視した仕様がおすすめです。
学校・教育団体、お子様向け
【おすすめ仕様】
サイズ:B5
製本:中綴じ
表紙:古紙配合の環境対応用紙(板紙)
本文:上質紙※FSC認証紙
【おすすめの理由】
市販の学習帳に近いサイズ感で使いやすく、お子様にも馴染みがあります。また用紙はFSC認証紙や古紙配合を重視することでSDGs教育にも繋げることができます。
美術館・博物館・観光施設向け
【おすすめ仕様】
サイズ:正方形
製本:無線綴じ
表紙:クリア素材を重ねた表紙
本文:淡クリームキンマリ
加工:白インキ印刷
【おすすめ理由】
作品集やミュージアムグッズのような雰囲気を演出でき、販売用ノートとしても十分展開できる仕様です。
スポーツイベント・アウトドア向け
【おすすめ仕様】
サイズ:A6
製本:リング製本
表紙:ユポ紙(耐水紙)
本文:ユポ紙(耐水紙)
【おすすめ理由】
耐水性があり、屋外利用でも安心。子ども向け、スポーツイベントとも相性が良いです。
【小ロットからOK】オリジナルノート制作は高速オフセットにお任せ
総合印刷会社の高速オフセットは、様々な形状、用紙、加工のノートに対応しています。100部等の小ロットからもお任せ下さい。
ご希望の予算と用途に合わせて仕様を提案いたします。
お気軽にご相談ください!
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