印刷物のおもしろみといえば、「使用する用紙によって手触りや質感を演出できること」。
中でも、レザーっぽい紙を使うことで、高級感や上品な雰囲気に仕上がります。
今回はレザーっぽい紙で作った印刷物や、レザーっぽくなった印刷加工をご紹介します!
1.コルドバ
しなやかで「ぬめり感」のある手触りのファインペーパー。
「コルドバ」という名前は、革製品で有名なスペイン・アンダルシア州の都市名からつけられたそうです。
このコルドバを使った封筒がこちら。
鮮やかなオレンジに、革のようなまだらの色合い。艶っぽくもあり、まさに「革」っぽいんです。
とても高級っぽい風合いになるので、例えば記念誌を入れたり、会員だけの特別な案内を入れるなど、「特別感」を出したい時におすすめです。
同じコルドバで、ブックカバーを作ってみました。
コルドバの「マルーン」という色です。
こげ茶色だと、落ち着いた印象に仕上がります。
光沢があり、つやつやと滑らかな表面で手触りも皮っぽい。本当におしゃれ!
しなやかでほどよい強度があり、折り目を付けたり曲げたりしてもへたりません。
2.ニューウエブロンカラー
先ほどのブックカバーを、別の用紙で作ってみました。
「ニューウエブロンカラー」という用紙です。
アップにするとこんな感じ。
ぼこぼことした模様がレザーの「シボ感」のような雰囲気を演出しています。
色のレパートリーがあるのも特徴的。銀の箔押しをしてみたところ、用紙のぼこぼこと箔がいい感じにマッチしました。
しっかりした紙厚ですが、折り曲げも柔軟にでき、ブックカバーにも〇でした!
3.アレザン-FS
明るい色合いで皮っぽい用紙もあるんです!こちらは「アレザン-FS」というFSC®認証紙。
ぼこぼことした見た目が革っぽいですよね。
ビビッドな色×革っぽいを探して、この「アレザン-FS」シリーズのアプリコット色にたどり着きました。
金の箔押しをすることで、一気に高級感のある印象に仕上がりました!
4.レザック
記念誌や周年史などの表紙としてよく選ばれるのが「レザック」です。
こちらはレザックの「白色」。でこぼこ感があり、革製品っぽく見えますよね。
先ほどまでは色紙を紹介してきましたが、文字や写真、イラストなど、デザインを印刷したい場合には、地色が白い用紙を選ぶことできれいに印刷できます。
こちらは、レザックでポストカードのように印刷したもの。
全面が絵柄ですが、鮮やかな発色に印刷されます。
用紙に凹凸感があることで立体感が出ますよ!
5.番外編「LIMEX×疑似エンボス印刷」
最後は、紙ではなく印刷方法によってレザーっぽくなった例をご紹介。
このブックカバーは、LIMEXという石灰石でできた素材を使っています。
紙ではなく石なので、手ざわりに元々ぬめり感があるんです!
そこに、疑似エンボスというニスを塗布する印刷方法を加えました。
※疑似エンボス…はじきニスと光沢ニスの2種類のニスを塗布し、光沢がある部分とざらざらした手触りの部分を作り出してエンボスを疑似的に再現する印刷方法。
ざらざらとツルツルという手ざわりを+することができるのですが、LIMEXの元々持つぬめり感と合わさると、しっとり落ち着いたレザーのような質感に変化しました!
LIMEXは耐水・耐久性があるので、しっかりした印刷物を作りたい時におすすめです。
紙の表現力を楽しもう
レザーっぽい用紙、いかがでしたか?
紙は本当にたくさんの種類があり、印刷するとまた表情が変わり、ものづくりの面白さがあります。
作りたい印刷物に合わせて、紙選びもこだわってみてください!
もしどんな紙を使うか迷ったら、ぜひ私たち印刷会社にお気軽にご相談ください。
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