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ホームページ制作時によく聞く「SEO」ってそもそも何? SEO対策って本当に必要なの?(2)

2018.04.09

ホームページ制作時によく聞く「SEO」ってそもそも何?SEO対策って本当に必要なの?(2)

今日は、【SEO対策が自分たちでできるのか?】【今やった方がいいSEOとやってはいけないSEO対策】についてご紹介します。
「そもそもSEO対策って何?」という方や「SEO対策って本当に必要?」という方は、ぜひ前編をご覧ください!

SEO対策は自分たちでできるのか?

ホームページは作成から運用までたくさんの工程があります。
「少しでも費用を下げたいから、SEO対策は自分たちでやりたい」という声も多く見られます。
果たして、ホームページ制作の知識がなくてもSEO対策はできるのでしょうか?

答えは…「できる」!

前編でもお伝えした通り、SEO対策にはいろんな方法があります。

たとえば、代表的なものでいえば
① スマホ対応をする(レスポンシブデザイン)
② 検索キーワードを見直す
③ 検索キーワードに関する情報量を増やす
などが挙げられます。

これ以外の方法もたくさんありますし、SEOは日々仕様が変わるので、今後上記の方法が使えなくなる場合もあります。

では、①~③はホームページに詳しくなくても自分で対策することができるのでしょうか?
順番に見ていきましょう。

①「スマホ対応をする(レスポンシブデザイン)」については、web制作会社に委託する必要があります。

以前の記事「ダメなホームページのチェック5箇条 ホームページがこんな状態に陥っていませんか?」でも取り上げましたが、
・ ページの読み込み時間が短縮される
・ パソコンとスマホサイトの二つを管理する必要がなくなる
・ ホームページのアクセス解析がしやすい
といったメリットが挙げられるため、Googleはこの「レスポンシブデザイン」を推奨しています。

レスポンシブデザインになっていないサイトであれば、SEO対策をはじめる前に、まずレスポンシブデザインに変えることをおすすめします。

②「検索キーワードを見直す」については、ホームページに詳しくなくても可能です。

みなさんは、自社のホームページがどんなキーワードで検索されているかを知っていますか?
実は、「このキーワードで検索されたい!」と思っているキーワードは、あまり検索されにくいキーワードかもしれません。
また、もっとほかに検索されるキーワードがあるかもしれません。

ホームページがどんなキーワードで検索されているかを調べるのは
無料で使えるGoogleのツール「グーグルサーチコンソール」が有効です。

検索されるキーワードは季節によっても変わるので、期間を決めて定期的に調べるのがおすすめです。

グーグルサーチコンソール

グーグルサーチコンソールを入れていない…という場合は、ぜひ、今すぐ設定してみてください!

③「検索キーワードに関する情報量を増やす」は、②とセットで行うべき項目です。
②で検索されやすいキーワードを発見したら、そのキーワードに対する情報量を増やしましょう。

例えば…
大阪にある、とある内科の病院が
「大阪 内科」のキーワードで検索上位をねらい、
内科の機械の紹介や診療方法を多くのせていました。

しかし、Googleサーチコンソールを見た結果
「風邪 病院 大阪」「インフルエンザ 注射 大阪」といったキーワードの検索数が多くありました。

このような場合、「風邪」や「インフルエンザ」に関する文章をホームページ内に追記することによって、より検索されやすいホームページにすることができます。

病院関連のサイトをサーチコンソールで見た結果

検索キーワードを新しく設定する場合やページに文章を追加する場合、ホームページ制作会社に修正として依頼するか、htmlタグを触って自分で直す必要があります。

制作会社に頼むメリットは?

「検索キーワードを洗い出してちょっと記事を足すだけなら、制作会社に頼むメリットはなさそう…」と思われた方はぜひ下記をチェック!

制作会社には、これまでホームページを作った分の“経験”があります。
その経験の数だけ、下記のようなメリットがうまれます。

①検索キーワードをより生かしたページづくりを教えてもらえる

例えば、「この検索キーワードはキャンペーンページを作った方がより見られる」「このキーワードは女性が好むので、ページのデザイン自体を女性向けにするべき」など、専門家目線のより踏み込んだ改善を提案してもらえるでしょう。

②他社の成功事例を知ることができる

キーワードをもとにどういう対策を行ってどういう効果が生まれたか、他社での事例をもとに改善の効果を実感することができます。

③キーワード設定以外のSEO対策もしてもらえる

前述のとおり、SEO対策にはたくさんの方法があります。その中には、サーバの問題やhtmlタグなど専門的な部分の改善も行う必要があります。専門的な部分はもちろん、専門家に任すのがベストでしょう。

制作会社に頼むか、自分たちでやるのか、今のホームページの状況に合わせて、ぜひ改善してみてください!

やってはいけないSEO対策

前編の記事で「やってはいけないSEO対策」があることをお伝えしました。
SEO対策に関する基準は日々アップデートされ、「以前はこの方法で1位になっていたのに、いきなり順位が下がった」ということが起こります。

代表的なものを2つご紹介すると…

①サイトに全く関係ないリンクをたくさん貼る

以前はユーザーにとって全く役に立たないサイトでもWebサイトにたくさんのリンクが貼られていれば、そのサイトが検索上位にあがっていました。
2018年度現在、この方法はタブーとされています。

②記事をコピペ、量産

検索キーワードをたくさん入れようと、同じような記事を量産したり、ほかのサイトから記事をコピペした…これもアウトの行為です。

これからは「コンテンツSEO」

最後に、「今やった方がいいSEO」についてご紹介します。

2018年現在、Google等の検索エンジンはホームページの評価に関して「コンテンツ=サイトの内容」を重視しています。

いくらデザインのきれいなホームページでも、サイトにまったく情報が載っていなければ見る人を満足させられず、「意味のないホームページ」だと認識されてしまいます。

サイトに載せている情報は正しいか?
理解してもらえるだけの情報量があるか?
内容は薄くないか?
常に最新の情報を提供できているか?

など、ホームページを見る人が満足できる対策をしていくことを「コンテンツSEO」と呼びます。

まとめ

SEO対策とひとくちに言ってもいろんな方法や考え方があり、時代によって移り変わっていきますが、今もっとも大切にされているのは「ユーザーのためになっているかどうか」という点。

例えば、検索キーワードの設定も「自分が引いてほしいキーワード」ではなく「ユーザーが検索しやすいキーワード」に設定することが大事です。

ホームページは自分のものではなく、見てもらう人のためになるもの。
分析と改善を繰り返すことで、きっとすてきなホームページになりますよ♪

ホームページを育てよう!

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