「伝えたい」を伝わる形に。 株式会社高速オフセット

エコチル主催「親子で学ぶジュニアSDGsジュニアキャンプin万博」にてバナナペーパーを使ったワークショップを開催しました

2025.07.16

大阪・関西万博で開催 バナナペーパーワークショップ

株式会社高速オフセットは、ワンプラネット・ペーパー協議会の一員としてOne Planet Paper®(バナナペーパー)の普及活動を行っています。

この度、6月28日に大阪・関西万博で開催された、子ども環境情報紙「エコチル 」主催の「エコチルSDGs探検隊!親子で学ぶSDGsジュニアキャンプin万博」にてサステナブル紙を推進するKAMIKENチームがワークショップイベントに参加しました。

「親子で学ぶSDGsジュニアキャンプin万博」は、万博会場の西側にあるジュニアSDGsキャンプ会場にて、4つの会社が行う4種のワークショップイベントです。

事前応募制、80組限定での募集でした!

▼イベント詳細ページはこちら
https://www.ecochil.net/entry/54259/

1ワークショップ定員20組のところ、なんと、当社へのワークショップ応募者は10倍以上の256組!

事前の応募動機のアンケートでは「紙からSDGsやエコな取り組みを学ぶ」ことにとても興味がある方ばかりでした!

■事前応募動機アンケート(一部抜粋)

身近なものを通してエコという取組を知り、環境問題について自ら考えるきっかけになると良いなと思っています

・以前、バナナの本を図書館で借りた際、バナナから紙が出来ると知りました。実際に目で見て、実感出来たら楽しいと思います!

・工作が大好きなので。普段使ってる紙が、どのような物で作られているか、子どもに深く知って貰える良い機会だと思ったから。

・記事を読んで、バナナペーパーという存在を初めて知りました!初めての万博で記念に残るものを作りたい、と息子が話してくれたので、ぜひ参加したいと思いました。

本当にたくさんの方にご応募いただき嬉しい限りです!
今回は、厳選な抽選の上でご参加いただいたワークショップ当日の様子をお伝えします!

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

サステナブル紙から学ぶSDGs

今回の当社のワークショップのタイトルは、「えっ!? バナナで作る? オリジナル万博うちわ!」です。

様々なサステナブル紙を通してSDGsを学んだあと、サステナブル紙の1つである「バナナペーパー」を使ってオリジナル万博うちわを作成します。

まずは、KAMIKENオリジナルの教科書「紙図鑑」を使いながら、通常は廃棄されてしまう素材を使ってアップサイクルされた用紙「サステナブル紙」を子どもたちに学んでもらいました。

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

・食べられなくなった「お米」で作る kome-kami
・廃棄されるはずだった「小豆の殻」が入っている 小豆殻CoC
・震災の津波で米作りができなくなった農地で育てられた「綿」の茎繊維を使った 東北コットンCoC

など、どういう背景でどんな素材から生まれた用紙があるのかを、子どもたちに実際の紙に触れてもらいながら紹介しました。

そして、今回のワークショップのメインとなる「バナナペーパー」については、より詳しくアフリカ ザンビア現地の写真とともに伝えます。

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

ザンビアってどんなところ?から、人々の周りに生息する野生動物たち、そして貧困と直面する厳しい暮らしまでをリアルに学んでいただきました。

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

バナナペーパーを使うことで、ザンビアの方々の仕事が増える、そして暮らしが良くなる。使えば使うほど支援に繋がる用紙なんだ!ということをたっぷりとお話ししました。

ワークショップSTART!バナナペーパーでうちわづくり!

いよいよ、バナナペーパーでうちわづくりです!
今回用意したワークショップキットはこちら。

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

竹で作られた柄(もち手)にバナナペーパーシールで作った台紙をうちわの骨に沿って貼っていきます

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

お子さんだけでは難しい部分は、親御さんの力も借りてみんなで貼っていきます♪

台紙が貼り終わると、ザンビアで暮らす野生動物や、アフリカの伝統柄であるチテンゲ柄をイメージしたイラストシールでうちわに自由にデザインしていきます。

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

驚くことに、同じシールなのに、1つとしてデザインが被らないんです!

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

・わざとトラの足を破いて草から顔を出しているようにしたり
・草や木を組み合わせてサバンナの草原の雰囲気を作ったり
・チテンゲ柄の形を組み合わせて、計算式のようにしたり(左下)

と本当に子どもたち一人ひとりに違うデザインが生まれていました。

個性がキラリと光りますね!

・和紙感がざらざらしてる
・シールと紙で質感が違うんですね

と触れたからこそわかる体感をしていただく機会にもなりました

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

空いた時間には、一緒に配布したKAMIKENマガジンを読んで、バナナペーパーについて理解を深めていただきましたよ!

バナナの木じゃなくて茎を使うんだ!新しい発見の声もたくさん!

参加した子どもたちからは、

・バナナペーパーは、作るのにどのぐらいかかるんですか?
・いつも使っている、木だけから作られる紙とバナナペーパーは何が違うの?
・バナナペーパーの茎はどうしてアフリカのザンビアのものなの?
・一本のバナナの茎からどのくらいの紙ができるの?

など、たくさんの質問もしていただきました!

また保護者の方からも、

・ザンビアって行くのにどのぐらい時間がかかるんですか?どうやって行くんですか?
・私もアフリカ雑貨やデザインが好きなのでバナナペーパーのことが知れて良かったです!

など、嬉しい声もいただきました!

世界のパビリオンが集まる万博という会場だからこそ、海外のデザインや文化、または直面している問題に興味を持つ方が多かったです。

高速オフセット バナナペーパーワークショップ

ワクワクする紙製品でサステナブルな世界をつくる!

高速オフセットが運営するKAMIKENチームでは、今後もバナナペーパーを初め、サステナブル紙に楽しんで触れてもらいながら、サステナブルな社会目指して、皆さんと一緒に推進をしていきます!

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