たくさんの人が来場する展示会。ブースに単に展示物を置くだけもアリですが、
・来場者の足を止めたい
・ブース内でしっかり展示を見てほしい
・資料を持ち帰ってほしい
・印象に残したい
といった時には、展示や企画にちょっとした遊び心を加えると、より来場者の記憶に残りやすくなります。
今回のマガジンでは、高速オフセットが展示会に出た際に実施した企画やデザイン+お客様の企画も合わせ、特に好評だった8つの事例をご紹介します。
気になるものはぜひ、資料や関連記事をチェックしてみてください!
目次
1.ブースに立ち寄ってもらうきっかけに。「トレカおみくじ」
まず最初にご紹介するのは、「ブースで足を止めてもらうための工夫」。
展示会に行くと、各ブースで呼び込みがあり、ノベルティや資料などを手渡しされるというケースが多いです。
高速オフセットでは、ツーリズムEXPOジャパン2025の展示会において、自社サービスを紹介する導入として「おみくじを引いてもらう」形式を採用しました!

六角形の形の中に入っているのは、トレーディングカード!

当社が運営している海外向けオウンドメディア「Kodawari Times」の認知度向上として作ったカードで、これまで発信した観光スポットがカードになっています。
ツーリズムEXPOジャパンは旅がテーマの展示会なので、「次の旅行先をちょっと運試しで引きませんか~」といった声掛けでブースに足を止めてもらいました。
4日間の展示会で、ブース来場者数が想定より多く、途中でカード在庫が無くなるというアクシデントも。そこで、急遽当社が運営している大阪観光のオウンドメディア「「MAIDO。」の方言カードを用いることに。

くすっと笑える「大阪弁」や「大阪あるある」がとても好評で、「かわいい!」「おもしろい」という声も多くいただきました。
カードを受け取った後は自然とブース内への案内にも繋がり、足を止めてもらう手段として有効だなと感じました。
2.資料を自然と手に取ってもらえた「ポケットホルダー収集」
お次は、高速オフセットが2024年に出展した展示会「エコプロ」での企画をご紹介。
この展示会では、高速オフセットが普及に力を入れている「サステナブル紙」をPRすることが目標でした。
ただ用紙の説明が書かれた資料を置いたり渡すだけでは何か面白みがない…。
そこで、各用紙をポケットホルダーに集めていき、4つ集めた方にノベルティを渡すという企画にしました!

A5サイズのポケットホルダーに、4つのサステナブル紙(資料)を集めてもらいます。
このサステナブル紙自体がPR資料となっていて、インデックスのようにファイリングされます。
ブース各所に資料を置いていたので、必然とブースの展示を見ていただくことにも繋がりました!また、ポケットホルダーはバナナペーパーで作っていたこともあり、「手触りや風合いがいいから欲しい!」と言っていただけることも。
ポケットホルダー自体もノベルティ品の1つとしてお持ち帰りいただけたなと感じました。
3.展示をぐるりと見てもらえる「デジタルスタンプラリー」
続いては、展示会では定番となってきたデジタルスタンプラリー!
特に広いブースの場合に有効です。
今回はデジタルスタンプラリー「Qぶらり」を使った事例を1つご紹介。

こちらは、日本観光振興協会様の事例。ブース番号がスタンプ台紙に記載されているので、どこに行っていないかが分かりやすくていいですね!
会場内の関西エリアブースに設置しているパネルのコードを読み取り、 スタンプを10個集めたら応募フォームへ。応募フォーム送信完了画面を見せることで抽選会へ参加できるという仕組みです。

スタンプラリーといえば紙もありですが、デジタルの良い点は「参加人数に制限がない」こと。つまり、紙が無くなったから終了!というアクシデントが防げ、参加してもらう機会の創出につながります。
出展者数が読めない、または数日間の出展予定がある場合には、管理しやすいデジタルスタンプラリーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
(もちろん、紙は思い出に残りやすいという良さもあるので、お好みに応じて選んでみてください!)
関連サイト:デジタルスタンプラリー「Qぶらり」
4.アンケートに楽しさをプラス「ビンゴカード風アンケート」
ここからは、アンケートを集める際のアイデアを2つご紹介。
1つめは「ビンゴカード風アンケート」。

ビンゴカードのように穴を開けて回答ができます。
最近はデジタルのアンケートが増えてきましたが、回答する側にとっては面倒くさいと感じてしまうことも多いと思います。
ビンゴカード風なら…あの穴を開ける瞬間ってなんだか楽しい気持ちになりませんか?

実際にツーリズムEXPOジャパン2025の出展時にビンゴカード風アンケートを実施したのですが、みなさん穴を開けるのに集中して取り組まれていました。ネガティブにならずに答えられるのがいい点です。
また、「展示会場の電波が遅い」「家族連れで子供がスマホを持っていない」というパターンもあり、「ここのアンケートは楽でいい」という声もいただきました!
5.アンケート収集の王道「シール投票パネル」は会話のタネにもなる!
アナログなアンケート収集で定番と言えば、そう!シール投票パネル。
高速オフセットでも、2023年のエコプロ出展時と、ツーリズムEXPOジャパン2025出展時に採用しました。

シール投票型はとにかく直感で答えられ、かつ他人の投票結果が見られるので、「私、少数派なんだ~」「やっぱりこっちだよね」と、投票者の意見が聞けることも。

ツーリズムEXPOジャパン2025では「大阪に行くならキタ?ミナミ?」というアンケートを実施したのですが、「やっぱり難波とか心斎橋でしょ」「今度ちょうど梅田に行くのでキタです。オススメの場所ありますか?」なんて、スタッフと会話しながら投票する方々も見られました!
6.ノベルティを渡す際にワクワク感を。「カプセルトイ」
ここからはノベルティ関連のアイデアをご紹介。
ノベルティを渡すとき、手渡しもありなのですが、「カプセルトイマシン」を設置するのをおすすめします!
こちらは、2024年のライセンシングジャパンでの採用事例。
ライセンサー/ライセンシーが集まるイベントだったので、店頭にマシンを置くことを想定して縦型の機械を設置しました。
こちらは、ツーリズムEXPO2025ジャパンでの設置事例です。

紙製ガチャ「ガチャルン®」を採用したのですが、軽くて持ち運びも楽々でした!
なぜカプセルトイ?と思われるかもしれませんが、何といってもカプセルトイマシンを設置しておくだけで目を引くんです!
遠目からでも「あ、何かもらえそうだな」と思い、自然と足が向いてしまいます。
そして、回すときのワクワク感、カプセルを開ける時の「何が当たるか分からない」ドキドキ感。

ただ手渡しするよりも楽しんでもらえるため、ぜひぜひおすすめしたいアイテムです。
7.ノベルティ自体を体験コンテンツに!「缶バッチづくり」
もう一つ、ノベルティのアイデア。
缶バッチメーカーでノベルティを自分で作ってもらう、というアイデアです。

ツーリズムEXPOジャパン2025では、47都道府県のデザインの缶バッチが作れるという企画を用意しました。

作るとなると、みなさんとても真剣な表情に。ただ単にもらうより楽しめて◎でした!
中には出展者の方で当社ブースに来られ、「あのブース楽しかった!」と他の出展者さんに繋いでいただいたことも…!
次のイベントに使いたいから、缶バッチメーカーごと見積りがほしい!と嬉しい声ももらいました(笑)。
8.なんだかおもしろそう!と目を引く「お祭り風タペストリー&お品書き」
最後に、ブース装飾のアイデアを1つご紹介。
ツーリズムEXPO2025ジャパンでは、先ほどご紹介した「トレカおみくじ」「カプセルトイ」を目立たせるため、こんなタペストリーも作ってみました。

そう、なんだかお祭りの屋台っぽくないですか…?
展示会場では上を見て歩いている方も多いと感じ、社名板の他に吊り下げる装飾品を作ってみました。
また、各サービスを「お品書き風」に書いて設置。

普段は貼れパネなどでサービスを紹介しますが、木への印刷もちょっと味があっておもしろくなりました!
全サービス資料はこちら!様々なアイデアをぜひご活用ください
様々な事例をご紹介しましたが、実はこれ、全部高速オフセットで作っています!
各サービスの費用は高速オフセットまでお気軽にお問合せください。
何か気になるサービスがありましたら、ぜひサービス資料を見てみてくださいね↓↓
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