「伝えたい」を伝わる形に。 株式会社高速オフセット

【リアル潜入レポート】毎日小学生新聞 春休み工場見学ツアー!新聞ができるまでを大冒険!

2024.04.23

こんにちは。

2024年3月29日、大阪梅田にある毎日新聞大阪センターで、毎日小学生新聞主催の「春休みスペシャル企画 工場見学ツアー」が開催されました。

なんと今回は、待望の対面開催!過去のオンライン開催で大好評だった『工場見学ツアー』が、リアル会場でさらにパワーアップ!
わくわくしながら現地に潜入した筆者が、その様子を余すところなくお届けします♪

リアルイベント初開催!3社タッグで実現した迫力満点の工場見学

今回のイベントは、毎日小学生新聞、毎日新聞大阪センター、高速オフセットの3社がタッグを組んで、新聞の編集作業から印刷までの迫力ある工程を間近で見学できるというもの。

毎小新聞さんとは過去に2回、オンラインでの工場見学イベントを開催していますが、リアルな工場見学の実施は今回が初めて。
「来てくれるかな?」と心配していましたが、午前・午後の部合わせて120名分のチケットは、2週間で完売するほどの人気ぶりでした。

⭐昨年開催されたオンライン工場見学「摂津工場編」のコラムはこちら

見学ツアーの舞台となる毎日新聞大阪センターは、毎日新聞大阪本社ビルの一角にあり、新聞印刷を主業務とする工場です。

工場見学ツアーは所用時間約2時間半、子どもたちが飽きないように、楽しく学べるツアー内容にと、3社で何度も打ち合わせを重ねました。

そして迎えた工場見学ツアー当日。
私たちは受付担当として、毎日新聞のキャラクター「なるほドリ」と一緒に、皆さんのツアーを見守っていました!

毎日新聞工場見学ツアー

子どもたちの好奇心をくすぐる、盛りだくさんなツアー内容

【潜入レポート01】新聞誕生の瞬間を学ぶ!毎日小学生新聞 編集作業編

編集者さんたちの秘密道具や記事の書き方、写真選びのテクニックなど、新聞が誕生する瞬間を学ぶ時間。

新聞の見出しや写真の選び方のクイズに答えながら、子どもたちは新聞作りへの興味関心をどんどん高めていきます。「絶対この写真が正解!」と自信満々に手を挙げる姿は、まるで小さな探検隊員のよう

クイズの答え合わせでは、毎小新聞さんからのアドバイスに真剣な表情で耳を傾ける子どもたち。
見出しや写真選びのポイントを丁寧に教えてもらうことで、新聞作りへの理解を深めていました。

新聞誕生の瞬間を学ぶ!毎日小学生新聞 編集作業編
毎小新聞さんからのアドバイスに真剣な表情で耳を傾ける子どもたち

【潜入レポート02】巨大な輪転機に圧倒!印刷現場編

いよいよ新聞が生まれる現場へ!
新聞輪転機はCMYKの4色(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)を重ねて印刷することで、さまざまな色を表現します。

毎日新聞大阪センターさんがこのイベントのために特別に用意してくれた“4色のインキに触れられるブース”では、子どもたちが「ペタ、ペタ、ペタ」と楽しそうにインキの手触りを確認していました

毎日新聞大阪センターさんがこのイベントのために特別に用意してくれた“4色のインキに触れられるブース”では、
子どもたちが「ペタ、ペタ、ペタ」と楽しそうに手触りを確認していました

巨大な紙のロール(巻取紙)や、まるで秘密基地のような地下に隠された巨大な「新聞輪転機」に、子どもも大人も大興奮!

まるで秘密基地のような地下に隠された巨大な「新聞輪転機」
巨大な紙のロール(巻取紙)

夕刊の刷始に合わせて、ドローン映像やスマホ撮影動画を大型スクリーンに投影し、印刷の様子をじっくり観察しました。4色のインキが重なり合い、カラフルな新聞が誕生する瞬間を目の当たりにして「わぁー、すごい速さで印刷してる!」と目が離せません。

夕刊の刷始に合わせて、ドローン画像やスマホ撮影動画を大型スクリーンに投影
「わぁー、すごい速さで印刷してる!」と目が離せません。 class=

【潜入レポート03】特別ミッション!ドローンによる記念写真

最後の目玉は、輪転場内でのドローン撮影!
「5・4・3・2・1」の合図で、参加者全員の笑顔が一枚の写真に収められました。

刷りたての毎日新聞夕刊を手に、感心に満ちた表情の子どもたち。
新聞がどのように作られているのかを肌で感じ、新聞への理解を深められる貴重な体験になったのではないでしょうか。

輪転場内でのドローン撮影
刷りたての毎日新聞夕刊を手に、感心に満ちた表情の子どもたち。

撮影した集合写真は印刷して、オリジナル写真台紙とともにプレゼントしました。

写真台紙は高速オフセット 制作部でデザイン・制作したもの。
掲載しているQRコードから、当日撮影した輪転機の動画を見ることができるようにしました。

高速オフセット 制作部でデザイン・制作した写真台紙

▲高速オフセット 制作部でデザイン・制作した写真台紙

当日参加者へ配布したプレゼント

▲当日参加者へ配布したプレゼント(毎日新聞のキャラクター「なるほドリ」グッズなど)

参加者の生の声

今回の工場見学ツアーは、予想を超える盛況となりました。
参加者からは、「想像以上の迫力だった!」「普段当たり前に読んでいる新聞が、こんな風にできているんだ」「新聞作りってすごい!」といった熱のこもった声が多数寄せられました。

参加者の生の声を聞き、改めて新聞作りの魅力を私たち自身が感じることができる貴重な機会となりました。

🌸 子どもたちの感想(一部抜粋) 🌸

  • いつもとちがう体験ができた。ロール紙の長さや重さが思った以上だった!
  • ドラム缶のインクの硬さの違いが面白かった
  • 機械が大きかったのがすごかった
  • 新聞に使う紙がまいてあったところにびっくりした。工場が地下6階まであることにびっくりした
  • 紙が機械に取り付けられるところは迫力があっておもしろかったです。インクはさわってみて、思ったよりやわらかかったです
  • 印刷機は縦に長くてびっくりしました。普段全く見れない内部をくわしく見せてくださったので、とても新鮮でした
  • 印刷するときのスピードが、目では見えないほど速くておどろき、印象に残りました
  • 音やにおい、大きさなどすべてが予想を超えていて、おもしろかったです
  • ドローンの記念撮影もたのしかったです。見えないところも、動画などで見れて、わかりやすかったです
  • いろいろなプレゼントがもらえて、ありがたかったです。いろいろなところが見れて、次あったらまたいきたいと思いました

🌸 保護者の皆さんからの感想(一部抜粋) 🌸

  • いつも読んでいる新聞がどうやってできているかを知れる貴重な機会で、親子で楽しめました
  • 普段見ている新聞がどのようにできているか、何を使っているのか実際に見ることで、子どもが新聞に対してより興味を持つことができたと思う。子どもの成長によって、受け取ること、感じることが変わってくると思うため、また開催された際にはぜひ参加したい
  • 大阪駅の近くにこのような施設が存在していることを初めて知ることができ、その仕組みの複雑さに感銘を受けました。社員の皆さんのチームワーク、ホスピタリティマインドで、楽しく親子で時間を過ごせました
  • 輪転機が動くところは迫力があってスピードも速く驚きました
  • 使われているインクの量や紙のロールの大きさが想像以上で驚きました。機械の迫力もすごかったです。新聞作りに携わっている方たち皆さんとても親切で、話すスピードも内容も、とても分かりやすく大変勉強になりました。来年も開催してくださるとうれしいです
  • 新聞を毎日当たり前のように読んでいましたが、多くの方々が製作に関わり、いろいろなことに気を配り手元に届いていることを知り、明日からは皆さまの日々のご苦労を感じながら読みたいと思います
  • コロナ禍でオンライン見学に参加しましたが、本日実際に見られて、身近に迫力を感じられて良かったと思います。新聞の編集と印刷工程の両方を見せていただいたのが良かったです。これからも同じ様な企画をしていただけたらうれしいです
  • 子どもたちが「こうやって新聞を作るんだ」と、とても楽しんで見学していました。小学校で自主学習が毎週あるので、今日の見学のことをまとめて提出したいと思います

イベントを振り返って

今回の工場見学ツアーは、子どもたちに新聞作りの魅力を伝えるだけでなく、私たち自身にとっても改めて新聞の価値を再認識する機会となりました。

実は私自身も、小学生時代に「毎日新聞ができるまで」の工場見学に参加した経験があります。
たくさん質問して、子どもながらにまとめた夏休みの課題“毎日新聞ができるまで”を、久しぶりに見返してみました。

驚きだったのは、そこに書かれていた「高速オフセットの輪転機はハイスピードで美しく印刷する」という文字。
あれから数十年。毎日新聞グループの高速オフセットに入社していることに、不思議な縁を感じます。

高速オフセットの輪転機がハイスピードで美しく印刷する

新聞という情報発信ツールがどのように作られているのか、その過程を実際に目で見ることで、新聞に対する興味関心を高めるだけでなく、モノづくりの面白さや大切さを体感することができます。

印刷会社の一員として、今後も、このようなイベントを通じて、より多くの人にモノづくりの現場の魅力を伝えていきたいと考えています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また開催した際には、ぜひ、ご参加いただけるとうれしいです♪

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